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親知らずは絶対抜く?

2018/08/22

◆親知らずは抜くもの?

親知らずを抜くと抜いた部分がひどく腫れて、しばらく飲酒や長時間の入浴、激しい運動ができなくなります。

そういった抜歯後の不自由さを知って、できれば親知らずを抜きたくないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、親知らずは必ず抜かないといけないのかという疑問にお答えしたいと思います。

 

◆親知らずには2種類ある

親知らずはその状態によって、抜かなければならないものと抜かなくてもよいものの2種類があります。

まず、世間一般のイメージ通り抜かなければならないとされる親知らずには以下のケースがあります。

 

・親知らず自体が埋まっている

・歯茎が覆いかぶさっている

・斜めや横など不安定な生え方をしている

 

こうしたケースでは、うまく磨けない、細菌が溜まりやすいといった問題が生じやすくなり、結果的に親知らずが虫歯や炎症の原因になります。

既に虫歯や炎症を起こしているケースでは、その治療も行いながら抜歯すべきか検討します。

 

では、逆に抜かなくてもよい親知らずはどんなものかというと、以下のケースにあてはまるものがそれにあたります。

 

・綺麗に生えていて痛みがない

・綺麗に生えていて他の歯と噛み合わせることができる

・炎症が抗生剤や痛み止めで対処できる

 

トラブルが多い生え方をするため、親知らずなどと呼ばれている第8歯(前歯から数えて8番目の永久歯)ですが、そもそもは立派な歯です。

綺麗に生えていて他の歯との噛み合わせも問題ないようであれば抜く必要はありません。

また、既に炎症を起こしている場合でも、抗生剤や痛み止めの投与だけで症状を抑えることができれば、普通に生活することができますので、抜歯の必要はありません。

 

◆必ず医師に相談を

親知らずは最奥部に生えるため個人での抜く、抜かないの判断が難しいため、お悩みの場合は必ず最寄の歯科医院へ相談してください。

また、親知らずの治療は痛みを伴うこともあるため、「出来るだけ残しておきたい」とか「すぐに抜いて終わらせたい」といった心情も、患者様によってわかれるところでしょう。

そういった不安や不明点に真摯に向き合ってくれる医師を探すことも重要です。