医院ブログ

自己流歯磨きになっていませんか?

2018/09/28

◆歯磨きが虫歯の原因に?

「ちゃんと歯を磨いているのになぜ虫歯になるんだろう」

そう疑問に思っていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

ほとんどの人が1日に2、3回行っている歯磨きですが、正しく磨けていないことが原因で虫歯になっているケースは意外と多いものです。

今回は歯磨きでやってしまいがちなミスを見ながら、正しい歯磨きを行うための方法も合わせてご紹介していきましょう。

 

1.磨く順番が決まっていない

歯ブラシに歯磨き粉をつけてお口の中でなんとなく動かす……そんな風に磨いている方はいないでしょうか。

歯磨きに一定のルートがないと、全体を磨いたつもりでも、同じ箇所を何度も磨いていたり、ほとんど歯ブラシが通っていない箇所ができたりといったことが多くなり、結果的に磨き残しが生じやすくなります。この問題を改善するには、予め磨くルートを決めておくことです。

歯は大きく分けて外側、内側、歯間、噛み合わせ部分の4面に分かれます。この4面を万遍なく磨くことを意識して、ご自身のもっとも磨きやすいルートを考えてください。準備に忙しいときや他の用事があるときは、しっかり磨くという意識が疎かになりがちです。

そんなときでも、反射的にルートを辿れるようにしておけば効率的に全体を磨くことができます。

もちろん、全体を辿れるルートを決めたからといって1本1本を丁寧に磨くことは忘れないでください。

歯ブラシのストロークはできるだけ短く、横方向だけでなく縦方向にも歯ブラシを動かし、それぞれの歯の根元まで磨くことが大切です。

 

2.歯ブラシに力を入れすぎている

しっかり磨くことを意識しすぎて歯ブラシを押し付けるように磨いていませんか?

これでは逆に歯ブラシの毛が寝てしまい、毛先で歯垢を落とすという本来の機能を発揮できません。

そればかりか、根本を磨くときに触れる歯茎まで傷つけてしまうので、炎症を作る原因にもなり得ます。

ゴシゴシと磨きがちな方は、歯ブラシの持ち方を力の入らないように変えるなどして、毛先がつぶれない優しい力で磨いてください。

 

3.歯磨き粉の清涼剤で磨いた気になってしまう

市販の歯磨き粉の多くは爽快感を出すために清涼剤を配合しています。

この清涼剤のおかげで、不十分な歯磨きをしている方は多いです。

清涼剤は歯磨き後の心地よさを維持するためには有効ですが、歯磨きの実質的な効果には何も役立ちません。

歯磨き粉が泡立って磨けないというようなことがないように量を調節し、前述した手順や歯ブラシへの力の入れ具合を意識して、清涼剤に左右されないブラッシングを行ってください。

 

4.歯ブラシの毛先が開いている

どれだけ適切な磨き方をしても、歯ブラシ自体の毛先がまとまっていなければ充分に歯垢を落とすことはできません。

歯ブラシは月に1回は交換し、常にその機能が充分に発揮できるようにしてください。

 

5.歯間ブラシやフロスを使っていない

歯ブラシだけでは歯間の歯垢をきっちり落とすことはできません。

さらに歯垢を除去するためには、歯間ブラシやフロスの使用が必須です。

時間のないときはさぼりがちになるかもしれませんが、仕上げの意味もこめて、歯磨き後はなるべくこれらの使用を心がけましょう。

 

◆最善策は歯医者の指導を受けること

どれだけ磨き方の改善を図っても、ご自身で意識できる部分には限界があります。

一番良いのは歯医者の指導を受けることです。

プロの客観的な意見を聞くことで、より虫歯になりにくい口腔環境づくりを目指すことができます。