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SFの世界がすぐそこに!?再生医療による歯科治療|リバーク歯科

2017/12/21

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患者様の口腔内のお悩みを改善するために、私たち歯医者はなるべく適切な治療を行います。

そのお悩みは状況に応じて様々ですが、そもそも歯が完全になくなってしまっている場合もあります。

そんなときは、インプラントや入れ歯による対応をご提案することがありますが、近年さらに画期的な方法が登場してきました。

それが再生医療を利用した治療法です。

再生医療は山中伸弥教授のノーベル賞受賞により有名になりましたが、もちろん歯科治療の分野にも進出しています。

 

今回はその代表的な例を少しご紹介しましょう。

 

◆歯周組織再生療法

放っておくと怖いお口の病気の一つに歯周病があります。

悪化した歯周病は、歯根を覆う歯槽骨という部分まで溶かしつくしてしまいます。

歯槽骨がなくなるというのは、歯を支える骨がなくなるのと同じことですから、インプラント治療すらままならなくなります。

ここで再生医療の1つ「歯周組織再生療法」の出番です。

特殊なメンブレン(膜)やゲルを用いることで、なくなってしまった歯槽骨自体を新生させます。

再生医療は人体のあらゆる組織を再生できるというSFのような手法が話題になりましたが、骨すら再生できるなんて驚きですね。

 

◆自家歯牙移植

成長過程で乳歯が抜けたり、邪魔な親知らずを抜歯したりといったことで、ご自身の歯が取れた(もしくは取った)経験は皆さんおありかと思います。

その歯を記念にとっておく、なんていう方もいらっしゃるかとは思いますが、ほとんどの方は捨ててしまうのではないでしょうか。

「自家歯牙移植」とは、お口から離れたその歯を治療が必要な場所に移植する方法です。

元々自分の歯であったため、拒絶反応の懸念がほぼないという利点があり、移植後も非常に馴染みやすいのが特徴です。

もちろん移植するためにはいくつかの条件がありますが、インプラントと異なり自分の歯に近い噛み心地が得られるというのも嬉しいですね。

 

いかがだったでしょうか。

歯の治療といえば、削ったり被せモノをしたり、インプラントや入れ歯を利用したりといった方法をイメージしがちですが、驚くべき進歩を遂げていることをお分かり頂けたと思います。

こうした治療法が進歩することは患者様にとって大切なことですが、言うまでもなく虫歯を予防することはもっと大切です。

再生医療は最終手段と捉え、日々虫歯にならないための努力を心掛けて頂きたいです。